ニューボーンフォトはいつまでに撮影する?ベストタイミングを解説

ニューボーンフォトはいつまでに撮影する?ベストタイミングを解説

記念写真の撮り方とヒント

ニューボーンフォトをいつまでに撮ればいいかみなさんはご存じでしょうか?生まれたばかりの赤ちゃんの成長の記録を残したいと考えていても「生まれたばかりで赤ちゃんの体調が心配」「生後いつまでに撮ればニューボーンフォトなの?」など疑問や不安はたくさんあると思います。

この記事ではバースデーフォトのフォトスタジオ・スタジオポストが、ニューボーンフォトをいつまでに撮ればいいのか、注意点やおすすめのアイテム、ポーズについて解説をいたします。参考にしていただければ、これから始まる成長記録のスタートにとっておきの1枚になるはずです。

ニューボーンフォトとは

まずはニューボーンフォトの意味や始まりについて見ていきましょう。

ニューボーンフォトとは「生まれたばかりの赤ちゃんの記念写真」ことを言います。

アメリカやヨーロッパなどの海外では、家族や親戚、友人に向けて、赤ちゃんが無事に生まれたことを報告するために、「バースアナウンスメント」と呼ばれる、生まれたばかりの赤ちゃんの写真を添えてはがきを送る習慣があったと言われています。その習慣から派生したものが「ニューボーンフォト」と言われており、海外ではいち早くニューボーンフォトの文化が普及しました。

その後、SNSの普及に伴い海外からの情報が日本にも届くようになりました。2015年ごろから徐々に日本でも認知されるようになり、瞬く間に人気を集めるようになりました。

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ニューボーンフォトを撮影するならいつまでがベスト?

ニューボーンフォトは、生後2~3週目から30日までの間に撮影するのがおすすめです。
ニューボーンフォトは生まれたばかりの赤ちゃん、つまり、新生児期の記念写真であるため、新生児期とされる「生後0日目~28日目」に撮影するのが一般的と言われております。
生後間もない赤ちゃんは、「お母さんのお腹にいた時と同じポーズ」を再現することができ、成長してからでは二度と写真に残すことのできない神秘的な記念写真を撮ることができます。

生後30日を過ぎてしまうと、起きている時間が増えたり肌つやや顔つきなどに変化が表れ始め、想像していたニューボーンフォトとは異なってしまう可能性があります。そのためできるだけ30日以内に撮影をするのがベストと言えるでしょう。

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ニューボーンフォトを撮影する時の注意点は?

ニューボーンフォトは、生まれたばかりで体調が安定していない赤ちゃんや、産後間もないお母さんに配慮して撮影を行うことが重要です。ここではいくつかの注意点について解説をします。

赤ちゃんやお母さんの体調に配慮する

前述の通り、赤ちゃんは生まれたばかりで体調が安定しておりません。免疫もついておらず、外部からの刺激に敏感になっているので細心の注意が必要です。かわいいポーズを撮るために無理に首や腕を動かしたりすると大きな事故に繋がりかねないので可能な限り赤ちゃんへの配慮が必要です。合わせて産後間もないお母さんも場合によっては体調がすぐれないことがあります。赤ちゃんとお母さん、双方の体調を気にかけてあげる必要があります

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温度や湿度に注意

大人にとっては過ごしやすい気温であっても、赤ちゃんにとっては暑すぎる、もしくは寒すぎる可能性があります。赤ちゃんにとっての適温は25~28℃と言われています。室温が適温であっても日当たりやエアコンの風当たりなので感じ方は変わりますので注意が必要です。

湿度も高すぎると赤ちゃんが不快に感じるので、50%前後に保つのがポイントです。あまりにも湿度が高い日は除湿器を使用したりやエアコンのドライモードで調整するようにしてみてください。

危険なポーズはさせない

赤ちゃんの首の筋力は非常に弱く、首をしっかり支えることができません。赤ちゃんの顔が押し付けられたり、頭部が覆われたりするようなポーズは窒息の危険を引き起こす可能性がありますので常に注意が必要です。

安定したポーズを選ぶことで、赤ちゃんの体への負担を減らし、安心して撮影することができます。例えば、仰向けに寝かせたり、横向きにしたりするポーズは安全性が高くおすすめです。さらに、撮影中にポーズを変える際は、赤ちゃんの体を無理なく動かせるように慎重におこないましょう。無理に動かすことで赤ちゃんに負担をかけたり、怪我をさせたりする危険があります。

SNSにアップする際は注意

赤ちゃんの写真はかわいらしさや愛らしさが溢れていますが、プライバシーを保護するため、顔や個人情報を隠したり、限定した範囲内での投稿を心掛けましょう。顔や個人情報が特定できるような情報と一緒にSNSに公開してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
さらに、赤ちゃんの姿や表情を尊重することも大切です。赤ちゃんが泣いている姿や困っているような状況を投稿することは避け、プライバシーを守りながらも喜びを感じられる写真を選ぶようにしましょう。

ニューボーンフォトを撮影するならどこがいい?

ニューボーンフォトは、自宅、フォトスタジオ、出張撮影の3つの選択肢があります。各々のメリットや注意点を説明いたします。

自宅で撮影する

自宅で撮る一番のメリットは赤ちゃんが慣れ親しんだ環境で撮影できるため、リラックスして自然な表情を引き出しやすいことでしょう。お母さんやお父さんも周りの視線を気にすることなく撮影に集中できるのが選ばれる理由です。

その一方で、自宅の環境によっては、光が入らず暗い写真になったり、背景が限られたりする場合があるなど、思い描いたようなニューボーンフォトにならない可能性があります。プロのカメラマンが使うような一眼レフなどを持っていない場合、技術や機材の面で制約があるかもしれません。

フォトスタジオで撮影する

フォトスタジオでニューボーンフォトを撮影するメリットはプロのカメラマンが専門的な機材や照明を駆使して、素敵でおしゃれな写真を残せることです。赤ちゃんにとって慣れない環境で不安やストレスを感じるかも知れませんが、最近では一軒家貸し切り型のプライベートフォトスタジオも多くあります。他のお客さんの視線を気にすることなく、負担を最小限にし、ニューボーンフォトの撮影をしてもらうことが可能です。

ただし、やはり外出をする必要があるので、先にも書いたように生まれたばかりの赤ちゃんや産後間もないお母さんの体調には十分に気をつけて検討しましょう。

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自宅に出張撮影を依頼する

出張撮影の特徴は、慣れ親しんだ環境でプロのカメラマンが撮影をしてくれることです。プロが使う高品質なカメラや機材を持ち込むことができますので思い出に残るような素敵な写真が期待できます。

しかし、撮影する環境は自宅であることは変わりませんので、自然光の入り方や背景の変更はできないため、写真の仕上がりに不安がある場合はおすすめできません。
また、出張撮影では洋服や小物のレンタルは行っていないため、前もってご自身で用意する必要があります。さらに、出張撮影で来るカメラマンは基本的に1名であることが多いため、ご家族にご協力いただきながら進めることが多いです。

 

ニューボーンフォトをセルフ撮影する時におすすめのポーズ

ニューボーンフォトを撮影する際には赤ちゃんの安全と快適さを最優先に考えなければなりません。その中でも負担が少なく安全性が高いポーズや衣装について紹介いたします。撮影をする際は、1人で行うのではなく、必ず撮影者の他にご家族や依頼したカメラマンなどと一緒に行うようにしてください。

おくるみポーズ

赤ちゃんをふわふわの布でやさしく包み込むスタイルのおくるみポーズはニューボーンフォトのイメージにピッタリなポーズです。暖かな雰囲気で愛らしい姿を演出し、幸せそうな微笑みや眠り姿がほっこり心温まる一枚に仕上がります。布で巻く際は綿素材やガーゼ素材などの赤ちゃんの肌へ刺激が少ないものを選ぶのがおすすめです。

かごポーズ

大きめのかごに柔らかな布を敷き詰めて、その上で寝そべった赤ちゃんを撮影するポーズです。上記のおくるみ布と一緒に撮影することでよりかわいらしさが演出されます。かご本来の温かみと、この時期にしか見ることができない赤ちゃん特有の神秘的なイメージが相まって、思い出の1枚になること間違いでしょう。

おふとんポーズ

ふわふわのおふとんの上であおむけにし、リラックスした姿勢で撮影をするポーズです。赤ちゃんにとって自然な体勢のため、少ない負担で撮影を行えることが人気の一つです。寝ている赤ちゃんの上に柔らかで軽い布をかけてあげることにより、すやすやと寝ているような演出で撮影することができます。

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ニューボーンフォトにおすすめのアイテム4選

ニューボーンフォトをより一層素敵な写真に仕上げることができるアイテムを紹介したします。

指輪

ご夫婦の結婚指輪やお母さんの結婚指輪を赤ちゃんに添えることにより、親子の絆や愛情が感じられる温かな写真が撮れます。シンプルに赤ちゃんの手のひらに乗せたり、足の指にかけたりなどシンプルながらもかわいらしい写真を撮ることができます。

エコー写真

妊娠中のエコー写真や検診写真を撮影に取り入れると、赤ちゃんがまだお腹の中にいた頃と比較ができ、神秘的な写真になるため、人気のアイテムの1つです。

帽子や王冠、ティアラなどの被りもの

赤ちゃんの頭にかわいらしい帽子や華やかな王冠・ティアラを被せると、ファンタジーな雰囲気の写真が撮ることができるためとても人気です。動物をモチーフにした被りものも多く、撮影するテーマと同じ雰囲気の被りものを選びましょう。

ぬいぐるみ

ふわふわのぬいぐるみと一緒に撮影することにより、赤ちゃんが安心を感じているような写真を撮ることができます。やわらかい素材のものが多いため、直接赤ちゃんの素肌に触れても負担が少ないのが魅力的です。

ニューボーンフォト以外にも赤ちゃんの写真を撮るタイミングはある?

赤ちゃんが生まれたばかりの時期は体調も安定しておらず、役所への手続きや子育ての準備などでとてもバタバタする日が続きます。落ち着いてから赤ちゃんの記念撮影をしたいと考えている方もたくさんいらっしゃると思われますので、ニューボーンフォトの後にもできる赤ちゃんとの素敵な記念撮影ができるタイミングを紹介いたします。

お宮参り

生後1ヶ月程度で行われるお宮参りは、神社に足を運び、赤ちゃんが無事に生まれ、健やかな成長の願いを込めて土地神様に報告する行事です。掛け着や祝い着などの和装が一般的で、家族や親戚と一緒に、大切な瞬間を残すことができます。

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お食い初め

赤ちゃんが生まれてから100~120日前後に行われるお食い初めは「生まれて100日たったことへの感謝」と「食べることに困らないように願いを込める」行事です。この特別な日に、おいしい料理や赤ちゃん用のケーキと一緒に撮影するの事が人気の行事です。

ハーフバースデー

生後6ヶ月のタイミングで半歳の記念日をお祝いするイベントです。誕生日は1年ごとにお祝いするのが通例ですが、どんどん成長していく赤ちゃんの成長記録を残し忘れないためにもおすすめのタイミングといえます。

月齢フォト

赤ちゃんが成長していく様子を記録するために、月齢ごとに定期的に撮影することもおすすめです。1ヶ月ごとに赤ちゃんの姿を写真に収めることで、成長の過程を楽しむことができます。撮影する際のポイントは1か月前と赤ちゃんの成長が比較できるように構図やテーマは変えないのがおすすめです。

まとめ

ニューボーンフォトを撮影するタイミングは短く限られています。あっという間に撮影のタイミングが過ぎてしまうことがあるため、ニューボーンフォトを撮りたいと考えている方は事前に計画するのがおすすめです。生まれたばかりのこのタイミングでしか撮影することができないニューボーンフォトを楽しんでみてはいかがでしょうか?

おしゃれな貸し切りフォトスタジオ・スタジオポストは一軒家貸し切り型のプライベートなフォトスタジオです。他のお客さんがいないため、自宅の雰囲気に近く、かつフォトスタジオならではのおしゃれなテーマやアイテムを数多く取り揃えております。万全のスタッフ体制で赤ちゃんとお母さんをサポートいたしますのでお気軽にお問い合わせください。

文:フォトぺディア編集部